年代によって、破局へ至るプロセスも全く異なる表情を見せる。20代前半のカップルで目立つのは、「生活苦」と「自己実現の欲求」との葛藤だ。周囲の友人が自由な独身生活を楽しんでいる中、お金も時間も育児に縛られるストレスから、夜遊びやSNSへの依存、果ては浮気へと走ってしまう事例が後を絶たない。
対照的に30代以上の授かり婚で問題化しやすいのは、「キャリアと育児の板挟み」や「固まった価値観の衝突」だ。すでに出来上がった互いのライフスタイルを譲り合えず、子育ての方針を巡って冷徹な対立に発展する。若者の感情爆発とは異なり、静かな対話の末に「お互いのために別れる」という現実的すぎる決断が下されるのが特徴だ。