日本国内における経営者報酬のあり方に一石を投じ続けてきたのも、彼のアプローチである。サントリーHDをはじめとする大企業のトップとしての報酬は、有価証券報告書や各種報道によれば数億円規模に達するとされ、日本企業の経営者の中でもトップクラスの水準を維持している。
だが、この破格の年収は単なる高額報酬ではなく、彼が叩き出してきた圧倒的な業績と不可分だ。グローバルM&Aの成功や組織改革など、明確な結果に裏打ちされた成果主義の体現であり、日本のビジネス界における「経営者の市場価値」を再定義する試みでもあった。