財務面でアナリストを最も驚かせたのは、その圧倒的な収益性だ。従来のキャラクターグッズ販売を中心としたビジネスでは、製造コストや在庫管理、店舗運営費が重くのしかかり、営業利益率が10%台に低迷する時期が長かった。しかし、現在の収益構造はかつてと全く異なる。
今回の業績数字を紐解くと、売上総利益(粗利益)の増加分の大半がライセンス事業に由来している。パートナー企業が商品開発・製造・流通を担うライセンスアウトモデルは、追加の原価をほとんど伴わずに収益が純増する仕組みだ。結果として全社的な売上高営業利益率は30%を超え、ハイテクIT企業にも匹敵する高財務体質を作り上げることに成功した。