『ゴーストバスターズ』で世界を席巻した監督アイヴァン・ライトマン。彼こそが、この奇想天外な企画を大ヒット作へと導いた影の立役者である。配給会社であるユニバーサル・ピクチャーズにとっても、シュワルツェネッガーをコメディの主役に据える挑戦は大きな賭けだった。
しかし、ライトマン監督の手腕は冴え渡っていた。大げさなアクションに頼るのではなく、人間の持つ優しさや不器用な家族愛を中心に据えることで、観客の共感を勝ち取ったのだ。ノーギャラで売上の歩合制という過酷なリスクを取ってまでこのプロジェクトに賭けた主演ふたりと監督の熱量。それが実を結び、結果として全世界で2億ドルを超える興行収入を叩き出す大ヒットとなった。