実写作品における彼の大ブレイクを決定づけたのが、主演を務めた超大作ファンタジー映画『妖怪大戦争』です。異形の妖怪たちと対峙する一人の少年・稲生タダシ役を熱演し、第29回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。スクリーンいっぱいに広がる彼の怯え、決意、そして成長の眼差しに、誰もが息を呑みました。
過酷な撮影現場であってもNGを出さず、共演したベテラン俳優陣を唸らせたという逸話は有名です。CGと実写が交錯する大規模なファンタジー映画の現場で、作品の熱量を一人で背負い切った少年時代の彼の姿は、まさに天性の表現者そのものでした。