1990年代後半の日本の音楽シーンを語るうえで、SHAZNAの登場はまさに大きな事件だった。中性的な美しさと圧倒的なビジュアルインパクトを兼ね備えたボーカルIZAMは、彗星のごとく現れ、若者文化の中心へと躍り出た。
1997年のメジャーデビューシングル『Melty Love』は、中毒性の高いキャッチーなメロディと独自のスタイルで爆発的なヒットを記録。当時、ヴィジュアル系というジャンルが一般層へと浸透する大きな原動力となったことは間違いない。J-POPのチャートを駆け上がり、CDショップの店頭やテレビの音楽番組は彼の姿で一色に染まった。