頂点に立つアスリートと、言葉を紡ぐアーティスト。女子テニス協会(WTA)の激しいツアー戦で戦う大坂なおみと、アトランティック・レコードで世界的な楽曲を送り出すコーデーの組み合わせは、ポップカルチャーにおける新たなパワーカップルの像を提示した。
プロテニス界という厳格な勝負の世界と、自由で表現豊かなヒップホップ音楽業界。一見すると対極にある二つの領域だが、双方ともに自己表現とメンタルヘルスの重要性が問われる共通点を持つ。全米オープン優勝という偉業の裏で重圧と戦ってきた大坂にとって、異なる視点から表現者として生きるコーデーの存在は、精神的なバランスを保つための大きな支えとなっていたのだ。