日本人初のIFBBプロボディビルダーとして世界の頂点で戦ってきた山岸秀匡は、過去のインタビューやメディア発信において、薬剤使用者(ユーザー)と非使用者(ナチュラル)の違いについて度々言及している。彼によれば、アナボリックステロイドを使用した場合の筋肥大スピード、皮膚の質感、肩周り(三角筋)や僧帽筋の異様な発達、そして短期間での劇的な変化は、長年の観察眼があれば見極めが可能だという。
プロの眼光から見ても、サイヤマングレートの筋成長プロセスは一貫しており、急激な変異は見られない。何年も絶え間なく高重量を扱い、アブローラーを転がし続けた結果としての筋肉の密度であり、アナボリックステロイド特有の副作用や異常な皮膚の変化が見られない点も、トッププロたちが彼をナチュラルと見なす根拠となっている。