ターミナル駅である横浜駅周辺は、絶え間なく変化し続ける巨大なショッピングエリアだ。目まぐるしいトレンドの消費が行われる中で、なぜこれほどまでに地に足のついたオーガニックショップが不動の地位を築いているのか。
その背景には、情報過多な現代社会に対するカウンターカルチャー的心理が存在する。SNSで飛び交う数々の健康情報に翻弄された結果、人々が最終的に行き着くのは「裏切らない本物」だ。通勤途中やショッピングのついでに立ち寄れる駅前という立地でありながら、ブレない哲学を感じさせる空間。変化の激しい時代だからこそ、変わらない価値を提供する存在が強く求められている。