『涙そうそう』という言葉は、沖縄の方言で「涙がぽろぽろこぼれ落ちる」ことを意味する。この楽曲の歌詞を手掛けたのは、歌手の森山良子だ。彼女が幼少期に深く慕い、23歳という若さで早世した実の兄への切ない思慕の情が、言葉のひとつひとつに込められている。
沖縄出身の音楽グループBEGINが作詞を依頼した際、送られてきたメロディを聴いた森山良子は、一瞬で亡き兄の笑顔を思い浮かべたという。溢れ出る感情を抑えきれずに書き上げた歌詞は、単なる失恋ソングではなく、二度と会えない大切な人への永遠の愛と感謝のメッセージだった。この圧倒的なリアルさこそが、聴く者の心を揺さぶり続けている理由だ。