結論から明かすと、現在SNSを席巻しているぷるぷる猫プリンの元祖は韓国・ソウルです。流行の発信地として名高い弘大(ホンデ)エリアに位置するカフェ「ナムチュニネ工房(남춘이네공방)」が発祥の地として知られています。
もともと同店では、韓国語でうさぎを意味する「トッキ」に親愛を込めた「トスニプリン(토순이푸딩)」という名前のうさぎ型プリンを提供していました。パティシエが「思わず触れたくなるような立体感と愛嬌のあるスイーツを作りたい」と試行錯誤を重ね、特殊なシリコンモールドと独自の凝固比率を用いて開発したのが始まりです。このうさぎ型が大ヒットしたことを受け、バリエーションとして猫をモチーフにした「コヤンイ(猫)プリン」などが登場し、現在の多様なアニマルプリンの原型が完成しました。
韓国のカフェ文化はビジュアルのインパクトとストーリー性を極めて重視します。ナムチュニネ工房のプリンは、単なる可愛さだけでなく「信じられないほど激しく揺れる弾力」という強烈なフックを持っていたことで、瞬く間に現地のZ世代の間で話題沸騰となりました。