Q1:1940年の大会は「中止」ではなくなぜ「返上」と呼ばれるのですか?
A1:IOCから開催権を剥奪されたのではなく、日本政府自らが閣議決定を経て開催権を国際オリンピック委員会へ自主的に返還したという歴史的経緯があるため、一般に「返上」という表現が用いられます。
Q2:大河ドラマ『いだてん』ではこの返上の真相はどう描かれましたか?
A2:主人公の田畑政治や嘉納治五郎らが国境を越えた友情とスポーツの力で平和を掴み取ろうとする一方、軍靴の足音が近づくにつれて国家の都合に翻弄され、涙を呑んで返上を受け入れる苦渋のドラマとして克明に描写されました。
Q3:幻の大会のために作られた施設で現存するものはありますか?
A3:スタジアム本体の完成には至りませんでしたが、戸田漕艇場(埼玉県戸田市)のようにボート競技会場として整備が進められ、戦後の1964年大会でもそのまま競技会場として使用されたインフラが存在します。