吉持亮汰というアスリートを語る上で欠かせないのが、「天性の脚力」です。50メートル走の公認記録は5秒6台を誇り、右打席から一塁への到達タイムは3秒7台を叩き出すなど、スピードだけで相手バッテリーにプレッシャーを与えられる稀有なタレントでした。
大阪商業大学時代には、内野ゴロであっても少しでも野手の処理がもたつくだけでセーフにしてしまう神がかり的なダッシュ力を披露。「吉持の前にゴロを打たせたらアウトにはできない」と対戦校の内野陣を恐怖に陥れました。
入団会見では、ドラフト1位のオコエ瑠偉とともに「機動力革命」の旗手としてメディアのフラッシュを浴びました。キャンプやオープン戦でも、盗塁時のトップスピードへの到達速度は球界OBや解説陣からも絶賛され、スピードスターとしてのポテンシャルは歴代のプロ野球界を見渡しても屈指の領域に位置していました。