SNS(旧Twitter/X)や知恵袋、地域掲示板を定点観測すると、モデム点滅に直面したユーザーたちの悲痛な叫びと生々しいトラブル実態が浮かび上がってきます。
「朝起きたらモデムのONLINEランプが延々と緑点滅を繰り返している。ルーターを再起動してもスマホのWi-Fiマークに『!』がついたまま」「大事なリモート面談の直前にDS/USランプが橙点滅になり、回線速度が0.5Mbpsまで急落して顔面蒼白になった」といった声は、毎日のように投稿されています。
現場取材を進めると、こうしたトラブルには季節や天候による顕著な偏りがあることが分かります。特に梅雨時の大雨や大型台風の接近時、冬場の急激な気温低下時には、屋外の電柱に架設された保安器やタップオフ(分岐器)に雨水が浸入したり、寒暖差で同軸ケーブルの心線が伸縮したりして接触不良を起こすケースが頻発しています。
ユーザーが「モデムの故障だ」と思い込んでカスタマーに詰め寄ったものの、実際には近隣一帯の幹線増幅器(アンプ)が落雷でダウンしていたという事例も珍しくありません。自室の機器だけに目を奪われるのではなく、外部要因を視野に入れた冷静な判断が求められます。