ハワイ州観光局の広報資料や現地カルチャーの紹介記事でも触れられている通り、「ポキ(Poke)」とはハワイ語で「切身」を意味する言葉だ。元来は漁師たちが獲れたての魚を塩や海藻(リム)で和えて食べていた素朴なローカルフードだった。
そこへ19世紀以降、日本やアジアからの移民がもたらした醤油やごま油が融合したことで、現代のスタイルが完成した。香ばしいごま油の風味と醤油のキレが加わったポキは、まさに太平洋を越えた文化交流の最高傑作。日本の家庭で愛されるポキは、伝統的なハワイの知恵と現代の和食技術が融合した進化形と言える。