色の効果はグラフィックデザイン領域にとどまらず、心理描写や映像表現にも巧みに応用されている。分かりやすい例が、ディズニー&ピクサーのヒット映画『インサイド・ヘッド』シリーズだ。
作中では、情熱や怒りを象徴するキャラクター「イカリ」に鮮烈な「赤」が、悲しみや思慮深さを象徴するキャラクター「カナシミ」にディープな「青」が割り当てられている。そして、複雑な感情の揺れ動きや葛藤を表現する場面において、二つの色が混ざり合うようなライティングやグラデーション演出が効果的に用いられている。
情熱の赤と静寂の青という相反するエネルギーを掛け合わせることで生まれる紫系統の色は、人間の複雑な心理状態やミステリアスな世界観を表現するのに最適なカラーとなっている。色彩理論を知ることで、私たちが日常的に消費する映画や広告の演出意図がより立体的に見えてくるはずだ。 (出典: 赤 と 青 を 混ぜる と 何 色(Yahoo!ニュース))
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