近年、将来的な自立や企業就職を目指して特別支援学校高等部を受検する生徒が増加しており、特別支援学校高等部の倍率は都市部を中心に高水準を維持しています。特に都立特別支援学校の入試問題(数学)が課される職業学科(就業技術科・職能開発科)では、志願倍率が1.5倍から2.0倍近くに達する学校も珍しくありません。
激戦となる職業学科のある特別支援学校の合格ラインについて、指導現場のデータから見ると、数学単体では7割から8割以上の得点率が一つの確実な目安となります。倍率が1倍を超える入試では、基礎的な計算問題で満点を確保した上で、文章題を半分以上正解できるかどうかが当落線上を分けます。
学力検査だけでなく面接や実技検査(作業テスト)の配点も大きいものの、学力検査で確実に高得点をマークしておくことが、心理的な余裕と合格への強い足がかりになります。