ここでは、ネット上で流布している誤解を整理し、読者が陥りやすい盲点を指摘する。
誤解1:「アルバータプレミアムはカナダ政府が保証するブランドである」——これは半分正しく、半分間違いだ。州政府系機関が関与する認証制度は存在するが、それは特定の品目と事業者に限定される。日本で「アルバータプレミアム」を名乗るすべての商品やサービスが公的保証を受けているわけではない。公式発表を確認すれば、認証番号や対象品目の一覧が公開されているはずだ。
誤解2:「アルバータ州に投資すれば必ずリターンが得られる」——これは完全な誤りである。州の経済成長率は資源価格に大きく左右され、2026年から2026年にかけては原油価格の変動幅が大きかった。報道各社の経済面でも、アルバータ州のGDP成長率は年によってマイナスに転じる可能性が指摘されている。投資判断は自己責任の原則を逸脱できない。
誤解3:「プレミアムと名が付けば品質は最高」——これも危うい。プレミアムという語は法的な定義を持たない場合が多く、事業者が自主的に付けることもできる。アルバータプレミアムの場合は、認証の有無を確認する手間を惜しまないことが、失敗を避ける最短路である。
加えて、為替リスクと輸送コストも見落とされがちだ。2026年の円相場は対カナダドルで不安定に推移しており、輸入品の価格は為替次第で数割変動しうる。口コミに書かれた価格をそのまま前提にすると、実際の支払額で驚くことになる。