SEKAI NO OWARIのキャリアにおいて、ひとつの到達点となったのが楽曲『Habit』だ。中毒性の高いトラックと社会の風潮を鮮やかに皮肉った歌詞、そしてSNS世代を巻き込んだダンス旋風。この楽曲は第64回日本レコード大賞を受賞し、彼らの音楽的評価を確固たるものにした。
所属レーベルであるトイズファクトリーとのタッグにより、デジタルプラットフォームでの展開も加速。SpotifyのグローバルチャートやYouTubeの再生回数を極限まで押し伸ばした背景には、さおりによる計算し尽くされたサウンドアレンジメントが存在する。クラシックの理論に裏打ちされた緻密なコード進行と、ポップスとしての爆発力。ストリーミング時代の音楽市場において、彼女のソングライティングとアレンジのセンスは、まさに核心的な役割を果たしているのだ。