相方・大竹一樹との関係性は、お笑い界広しといえども極めて稀有だ。高校時代からの同級生というバックボーンを持ち、コンビ結成から数十年の月日が流れた今なお、二人だけで楽しそうに言葉を交わす。さまぁ〜ずという屋号が持つ独特の温もりは、この強固な信頼関係から生まれている。
舞台袖からスタジオのセットへ向かう二人の背中には、一切の力みがない。互いの呼吸を熟知しているからこそ、打ち合わせにないアドリブが無限に広がる。どちらかがボケてどちらかが突っ込むという古典的な役割分担を超え、日常の雑談そのものをエンターテインメントへと昇華させている。