2026年の夏、水上レジャー業界を牽引するのは「巨大モジュール型」のフロート施設だ。従来の固定型プール遊具とは異なり、数種類のブロックを自由に組み合わせることで、数百人が同時に遊べる水上迷路や巨大スライダーを瞬時に構築できる点が強みだ。
特に注目を集めているのが、海上や湖上に広大なコースを設置する「メガ・水上アスレチック」である。タワーからのダイブ、グラグラ揺れるバランス橋、水面へ飛び出す滑り台など、テレビの障害物競争番組さながらの体験が一般市民の手にとどく場所で楽しめるようになった。休日には入場整理券が数分で完売する施設も珍しくない。
このブームの後押しとなっているのが、SNS動画コンテンツとの親和性だ。高精細なアクションカメラや防水スマートフォンの普及により、水上に浮く遊具から豪快に水へ飛び込む瞬間や、バランスを崩して落ちるコミカルな映像が日々大量に拡散され、新たな利用客を呼び込む強力なループを生み出している。