都内や関東近郊のアイスリンクで開催されるローカル大会やジュニアの競技会において、帽子を深くかぶった大型の男性が保護者席に座っている姿が度々目撃されている。「あのオーラは間違いなく阿部監督だ」と気づく保護者も少なくないが、当の本人は目立つことを固く避け、周囲の迷惑にならないよう静かに応援に徹している。
スケートリンクに集まる他の保護者たちからの評判もすこぶる良い。「有名人の親だからといって特別な振る舞いをすることは一切なく、他の保護者と同じように娘の衣装の準備を手伝ったり、寒さに耐えながらビデオカメラを回したりしている」という声が聞かれる。トップアスリートである前に、一人の熱心な親として娘の夢を全力でバックアップする姿に、多くの共感が集まっているのだ。