制服の上着には通常、首元から裾に向かって5つのボタンが並んでいる。なぜ一番上の「第1」でもなく、真ん中の「第3」でもなく、「第2」でなければならないのか。答えはシンプルでありながら、どこまでもロマンチックだ。
第2ボタンは、人間の体で最も重要な臓器である「心臓」に一番近い位置にある。つまり、第2ボタンを誰かに贈るという行為は、「自分のハート(心)を相手に捧げる」という強烈な意図を意味している。10代の繊細な時期において、ストレートに「好きです」と言えない恥ずかしさを隠しつつ、これ以上ないほど深い愛を伝えるための究極のメタファーとして機能してきた。