パソナグループの取締役会長を退任した竹中氏は、現在どのような活動を行っているのでしょうか。民間企業の執行役職からは退いたものの、言論界や教育界での影響力は依然として維持されています。
現在の主な肩書には、慶應義塾大学名誉教授、各種政策研究財団の役員、ダボス会議(世界経済フォーラム)の理事・評議員などがあります。また、Web3や生成AI、デジタルIDを活用したスマートシティ構想など、先端テクノロジーを活用した新たな規制改革分野で積極的な提言を続けています。
テレビやYouTubeなどの言論プラットフォームにも頻繁に出演し、人口減少社会における移民受け入れ政策や社会保障改革の必要性を主張しています。パソナとの直接的な資本・役員関係は薄れたものの、彼が敷いた「規制緩和と市場化」の路線は、今なお日本の構造問題の中心に位置し続けています。