彼に対する世間のアレルギー反応が決定打となった出来事の一つが、大物芸人・松本人志に対する一連の発言騒動だ。賞レースの審査員を長年務める松本への過剰なパワー集中に異論を唱えたこの提言は、お笑い界全体に激震を走らせた。業界のタブーに正面から踏み込む姿を「真の革新者」と称賛する声があった一方で、圧倒的多数の視聴者は「後輩としての礼節を欠いている」「売名行為ではないか」と猛反発。この騒動こそが、彼の評価を決定的に二分する転換点となった。
さらに、活動の拠点を海外へ移したシンガポール移住に関しても、見方は分かれている。「税金対策ではないか」「日本を見捨てた」といった冷ややかな批判が噴出する一方、本人はグローバルな視点と家族の教育環境を理由に挙げ、涼しい顔で発信を続けた。自身の正当性を論理整然と語れば語るほど、世間からは「屁理屈」「鼻につく」と受け取られてしまうジレンマ。彼の持つ圧倒的な自己肯定感と徹底したロジックが、反発を招く最大のトリガーとなっている。