実際の通学風景を覗いてみると、生徒たちの装いは実に見事なグラデーションを描いている。中学1年生の段階では、多くの生徒が「標準服」に近いフォーマル寄りのブレザースタイルを選択する傾向が強い。しかし、学年が上がるにつれて私服登校の割合が増え、個性の表現はより自由度を増していく。
部活動のオリジナルTシャツやパーカーを組み合わせる生徒もいれば、季節に合わせてカラーニットを楽しむ生徒もいる。「毎朝の服選びが大変なのでは」という保護者の不安に対して、現役生やOGからは「慣れてしまえば自分の機嫌を取る最高のツールになる」「周囲の目を気にするのではなく、自分の快適さを追求する文化がある」といった声が多く聞かれる。