物販の枠を超えた奇策を仕掛けているのが、エンタメ動画配信サービスだ。Netflixは話題のオリジナルドラマやアニメの世界観を現実空間へ拡張するため、限定フィギュアやアパレルを詰め込んだデジタル連動型のミステリーボックスを投入。特定の視聴実績を持つファンだけに購入権を与える試みを開始した。
一方、Amazon Prime Videoも配信中の人気作品と密接に連動したオリジナルグッズの限定セットを自社ECサイトと連携して展開。映像コンテンツの消費体験を物理的な所有欲へとシームレスに変換するこの手法は、従来の物販にとどまらない新しいファンエンゲージメントの形を証明している。