タイパ(タイムパフォーマンス)重視の時代に逆行するかのように、ゆっくりとした時間が流れる場所が求められている。スマホの画面から目を離し、風の音を聞く。そんな当たり前のことが、現代社会では贅沢になった。八戸のこのスポットは、まさにその受け皿となっている。
特にZ世代やミレニアル世代の間で、フィルムカメラを片手に園内を散策するのがトレンドだ。色褪せた観覧車のゴンドラや、年季の入ったメリーゴーランドは、彼らにとって「新しいアート」として映る。過度な演出がないからこそ、自分たちだけの特別な思い出を切り取れるのだ。