かつて鉱山や大企業のかまどとして機能していた歴史的建造物の再活用も、2026年の大きなトレンドだ。北九州や北海道、四国などの産業遺産エリアでは、役目を終えた巨大な煉瓦造りの構造物が、ライトアップアートのキャンバスや現代美術のギャラリーへと生まれ変わっている。
高度経済成長期を支えた産業インフラを「過去の遺物」として捨て去るのではなく、地域の歴史を物語る文化的資産として保存する取り組みだ。週末になると国内外から多くの観光客や写真家が訪れ、夜空に浮かび上がるかつての産業のシンボルを撮影する姿が見られる。