今回、編集部は原作者であるゆでたまご先生の貴重な証言と、未公開の初期設定資料を入手することに成功した。当時の制作スタジオの奥底に眠っていたスケッチブックには、決定稿とは明らかに異なるプロトタイプの姿が残されていたのだ。
初期案における主人公は、より冷酷で孤高の刺客としての雰囲気が強調されていたという。ゆでたまご先生は「最初はこれほど長く愛される主人公になるとは思っていなかった。だが、彼の背負う孤独と、それを乗り越える強さを描くうちに、描き手である自分たち自身が彼の生き様に魅了されていった」と語る。頭部の傷跡や面刻の意匠に込められた裏設定など、これまで明かされなかった秘話の数々は、ファンにとって涙ものの発見と言えるだろう。