年間を通して数多くの参拝客が訪れる境内だが、混雑のピークは時間帯と参道選びによって鮮やかに避けることができる。大型観光バスやツアー客が一斉に押し寄せる午前10時から午後3時までの時間帯は、本殿前や主要な手水舎周辺で長い列が発生しやすい。
狙い目は断然、早朝の開門直後だ。日の出とともに開け放たれる門をくぐれば、鳥のさえずりと澄み切った朝気が境内を満たし、静寂の中で本来の神社らしいピンと張り詰めた空気を肌で感じることができる。また、原宿駅側の南参道は終日混み合う傾向があるため、北参道(代々木駅側)や西参道(参宮橋駅側)を利用するルートがおすすめだ。北参道から延びる砂利道は比較的歩きやすく、参道脇に広がる木々の美しさをじっくり味わいながら歩を進めることができる。