ネット上では「鳥の巣を壊すのはすべて違法」「フン掃除のために壊すだけでも犯罪になる」といった極端な言説が飛び交ったが、こうした噂の真相はどうなのだろうか。鳥獣保護管理法(鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律)によれば、許可なく野生の鳥類やその卵・雛を採取・損傷することは禁止されている。
つまり、卵や雛が中に存在する状態での撤去は、知事等の許可がない限り違法行為となる可能性が極めて高い。一方で、まだ卵が産みつけられていない作りかけの巣や、雛が巣立った後の空の巣であれば、法律上の違法性には問われない。この法的境界線に対する誤解が、ネット上での過度なバッシングや錯綜した噂を呼ぶ大きな原因となっていたのだ。