大手のJTBや日本旅行業協会(JATA)がまとめた市場動向レポートによると、今年の国内旅行は「近場での贅沢滞在」と「自然豊かな地方散策」へと二極化している。北海道や沖縄、京都といった定番観光地は外国人旅行客のインバウンド需要も相まって活況を極めているが、当然ながら宿の宿泊料金は高騰し、観光地での大混雑も避けられない。
そこで今、スマートな旅行者の間で注目を集めているのが、都市部近郊の「逆張りスポット」だ。たとえば、ビジネス街や大学街に位置する都市型ホテルは、大型連休中にビジネス客が激減するため、意外なほどリーズナブルな価格設定で静かに過ごせる穴場と化す。また、北陸や東北の静かな温泉街など、観光業が地域一体となって分散型観光を推進しているエリアへ足を延ばすのも賢い選択だ。