Q1:職場の先輩にうっかり「乙です!」とSlackで返信してしまいました。即座に謝罪すべきですか?
A1:相手との関係性にもよりますが、気付いた時点で即座にメッセージを編集するか、追記でリカバーするのが賢明です。過剰に取り乱す必要はありませんが、「大変失礼いたしました。誤変換のまま送信してしまいました。〇〇さん、本日のサポート誠にありがとうございました!」と一言添えて正しい表現で上書きすることで、誠実な印象を保つことができます。
Q2:「お疲れ様です」の代わりに「ご苦労様です」を使うのはなぜいけないのですか?
A2:「ご苦労様」は歴史的に、主君が家臣へ、あるいは上位の者が下位の者に対して「苦労を評価してやる」という文脈で使われてきた言葉だからです。そのため、部下が上司に向かって使うと重大なマナー違反となります。「乙です」が失礼にあたるのと同様に、上下関係を規定する言葉の出自には十分注意を払う必要があります。
Q3:契約書の「甲・乙」や、焼酎の「甲類・乙類」の乙とは本当に全く関係がないのですか?
A3:言語的な繋がりは全くありません。契約書の「甲乙」は古代中国の暦法である十干(甲・乙・丙・丁…)に由来する順序記号であり、焼酎の「乙類」は旧酒税法における製造法(単式蒸留)の区分呼称です。ネットスラングの「乙」は単に「おつ」という音に予測変換で割り振られただけの偶然の一致ですので、混同しないよう整理しておきましょう。