2026年の伊豆半島では、春から冬にかけて多彩な花火大会が実施されました。観光客が集中する夏期を中心に、各自治体および観光協会が発表した公式データに基づき、押さえておくべき主要大会の概要を整理します。
まず圧倒的な開催頻度を誇るのが熱海海上花火大会です。2026年は春季(4月・5月)、夏季(7月・8月に計6回)、秋季(9月・10月・11月)、冬季(12月)と年間を通して計十数回にわたり開催されました。打ち上げ場所は熱海港海川防波堤で、各回およそ3,000発〜5,000発の光が熱海湾を照らしました。フィナーレを飾る「大空中ナイアガラ」は、港全体に銀色の光が降り注ぐ圧巻のスケールです。
東伊豆エリア最大の熱気を見せたのが、8月10日に開催された伊東温泉按針祭海の花火大会です。伊東海岸の防波堤および海上台船の計5カ所から同時に打ち上げられ、1時間で約10,000発という高密度のプログラムが展開されました。1時間を通して間断なく夜空を染め上げるワイドスターマインは、伊豆屈指のダイナミズムを誇ります。
さらに、南伊豆・下田港では5月に「第84回黒船祭」の一環として下田黒船祭花火(海上花火大会)が実施され、開港の歴史を祝う海上スターマインが下田富士を背景に打ち上げられました。また、8月17日には河津町の今井浜海岸で伊豆今井浜花火大会が開催され、波打ち際の間近から打ち上がる約1,000発の花火と砂浜に並ぶ露店が、昔ながらの日本の夏情緒を醸し出しました。