野口健が代表を務める認定NPO法人ピーク・エイドは、ヒマラヤの環境保全やシェルパ遺児への教育支援、さらに東日本大震災や能登半島地震における避難所支援など、多岐にわたる社会貢献活動を展開している。これらの活動の裏側にも、妻の静かなバックアップが存在する。
公益社団法人日本山岳会など多方面の機関と連携しながら多忙を極める野口のスケジュールは、一般的な会社員のそれとは大きく異なる。突発的な災害支援やエベレスト清掃登山プロジェクトへの長期参加など、家を空ける期間が長くなりがちだ。それでも家庭の軸がぶれないのは、生活基盤をしっかりと守り抜く妻の存在感があるからにほかならない。