野口大樹という人物を語る上で欠かせないのが、税理士法人ブレイスの代表を務めた実績である。IT・SaaS業界における営業担当者の中で、公的な会計・税務業務の実務経験と経営ノウハウを高度に保持している例は極めて珍しい。
法人税務や会計業務のバックグラウンドは、エンタープライズ営業において強烈な武器となる。IT投資の検討段階において、企業の財務諸表や決算データを読み解き、税務上のメリットやキャッシュフローへの影響を正確に算定した提案が可能となるためだ。
「このシステムを導入すれば現場の残業時間が減る」という精神論ではなく、「年間で〇〇時間の業務削減が実現し、財務インパクトとして〇〇万円のコスト適正化につながる」という解像度の高い議論を展開できる。この高度なコンサルティング営業の手法こそ、野口が他者と一線を画す決定的な要素である。