彼が芸能界へ足を踏み入れたきっかけは、あまりにも劇的で破天荒だった。2009年、大手芸能事務所アミューズが開催した「The AMUSE SHINE AUDITION 09」。応募総数3万1514人という超高倍率のオーディションでグランプリをかっさらったのが、当時高校生だった野村周平である。
実はこのオーディション、本人が自発的に応募したものではなかった。父親が「賞金が出るから」と本人の知らぬ間に勝手に応募書類を送っていたのだ。一次審査を通過したことを知らされた本人は困惑しつつも、持ち前の勝負強さと度胸を発揮。「賞金で新しいスノーボードを買いたい」という等身大の動機でステージに立ち、並み居るライバルを抑えて頂点に君臨した。この破天荒なデビュー秘話は、今やファンの間でも伝説として語り継がれている。