冬になると野生動物の活動は鈍ると思われがちですが、ハクビシンは冬眠しない害獣の代表格です。寒さに決して強いわけではないため、外気温が氷点下に達する冬期こそ、暖房の熱が逃げる天井裏や断熱材が敷き詰められた屋根裏を求めて住宅街へ集まります。
屋根裏へ侵入されると、以下のような深刻な被害が短期間で連鎖します。
- ハクビシン糞尿被害による天井の腐食・異臭:ハクビシンには同じ場所に繰り返し排泄する「ため糞(ふん)」の習性があります。1箇所に大量の糞尿が蓄積されると、強烈なアンモニア臭が室内に充満し、最悪の場合は天井板が重みと腐食で抜け落ちます。
- 断熱材の破壊と営巣:保温性の高いグラスウールなどの断熱材を引き裂き、自分の寝床(巣)を作ってしまいます。これにより住宅の断熱性能が落ちるだけでなく、修繕費用も跳ね上がります。
- ダニ・ノミの大量発生と感染症リスク:野生のハクビシンの体表には無数のマダニやノミが寄生しており、天井裏から室内に落下してアレルギーや感染症を引き起こす危険性があります。
- 深夜の騒音被害:夜行性のため、家族が就寝する深夜0時〜早朝にかけて天井裏をドタバタと走り回り、睡眠障害や深刻なストレスの原因になります。