厚生労働省が制度設計を進める「小児かかりつけ医制度」は、子どもの健康を点ではなく線で捉えるための重要な社会基盤だ。同院ではこの制度を形式的な登録にとどめず、日常的な体調不良から予防接種歴、アレルギー歴、さらには発達の節目までを一元管理するカルテ連携基盤として活用している。
夜間の急変時にどのような初期対応をとるべきか、救急外来を受診すべきかどうかの判断基準を事前に共有しておくことで、パニックを防ぐ安心ネットワークを構築。複数の医療機関を受診することで生じる情報の分断を解消し、継続的な見守り体制を敷くことで、重症化リスクの早期摘み取りに成功している。