GoogleやYahoo!の検索欄に「小保方晴子」と打ち込むと、なぜ不自然な性的ニュアンスを含むキーワードが長年サジェストされ続けているのか。その根源を探ると、騒動当時に過熱した週刊誌報道の存在に行き着く。
2014年春、論文のデータ捏造・改ざん疑惑が表面化すると、一部の週刊誌や夕刊紙は研究の妥当性よりも彼女の私生活や服装、過去の人間関係を面白おかしく書き立てた。グラビア誌や女性誌までもが彼女の身体的特徴やファッションを解剖するような記事を連発。根拠のないゴシップ記事や思わせぶりな見出しがネット上に流布し、それが検索エンジンのアルゴリズムによって捕捉された結果、今日まで残る検索サジェストのいびつな現象を生み出したのである。