世界的なサプライチェーンの再編と国内の労働力不足が重なる中、食品加工・計量機器産業は歴史的な転換点を迎えている。かつてはベテラン作業員の経験やカンに依存していた重量計測や包装ラインの品質管理だが、今や一刻の猶予もない省人化が求められる。さらに、近年の消費動向の変化に伴う多品種少量生産への移行が、現場への負荷を一段と重いものにしている。
こうした状況に対し、流通・包装システム業界のトップランナーとして技術を広げてきた株式会社イシダの石田隆英氏は、現場のデジタル化と自動化を組み合わせた「止まらないラインづくり」の重要性を説く。単に個々の機器を高速で動かすのではなく、工程全体のデータ連携を最適化することこそが、生産性を劇的に向上させる鍵となる。