高校卒業後の進路において、三玖は姉妹の中でもひときわ大きな転身を遂げます。当初は壊滅的な味付けしかできなかった彼女ですが、風太郎のために始めた料理への探求心は本物の夢へと昇華し、調理師専門学校への進学を決意しました。
原作最終巻および劇場版で描かれた現在の姿では、大人へと美しく成長した三玖が、妹の二乃とともに東京でカフェを共同開業しています。接客やプロデュースを得意とする二乃と、厨房で確かな技術を振るう三玖という抜群のコンビネーションは、姉妹の絆が新たな形で結実した理想的な未来といえます。
風太郎と四葉の結婚式に参列した際にも、三玖は晴れやかな笑顔を浮かべていました。かつてのコンプレックスを完全に克服し、自分の足で人生を切り拓いた彼女の佇まいは、読者に深い満足感と爽快感を与えています。