同校の存在を全国規模で決定づけた象徴的出来事が、第101回全国高校サッカー選手権大会での初優勝だ。激闘を勝ち抜き頂点へ駆け上がった当時の旋風は、今なお高校サッカー界の語り草となっている。
指揮を執る高原良明監督が植え付けたのは、過度なスパルタ主義とは一線を画す戦術的柔軟性と自律の精神だ。ピッチ上で選手自らが状況を判断し最適解を導き出す自主性を何より尊重する。このカルチャーはサッカー部のみならず、吹奏楽部や硬式野球部といった他の強豪部活動にも根底で共有されており、学校全体のエネルギーを高める駆動源となっている。