尾北高校の最大の特徴は、一般的な総合教育を行う「普通科」と、語学・国際理解教育に特化した「国際教養科」の2学科体制にあります。両学科のカリキュラムと進学傾向には明確な違いが存在します。
普通科では、2年次から文系・理系に分かれ、幅広い大学進学希望に対応します。カリキュラムは標準的な5教科を万遍なくカバーし、地元私立大学の文系・理系学部をはじめ、看護・医療系専門学校や公務員志望まで多様な進路を選択できます。
一方、国際教養科は旧・国際英語科の伝統を受け継ぎ、ALT(外国語指導助手)による専門的な授業やスピーチコンテスト、ディベート、海外研修プログラムなどが充実しています。特筆すべきは、英語関連の単位数が普通科に比べて大幅に多く、英検2級や準1級の取得を視野に入れた実践的な語学演習が行われる点です。そのため、文系進学、特に外国語学部や国際教養学部、文学部への進学率が極めて高いのが特徴です。
進学実績の内訳を見ると、国公立大学(愛知教育大、岐阜大、三重大、富山大など)への合格者を毎年数名〜15名前後輩出。私立大学では南山大学、中京大学、名城大学、愛知大学、愛知淑徳大学、金城学院大学といった「愛愛名中」や主要女子大への合格実績がボリュームゾーンを形成しています。また、長年の歴史から指定校推薦枠が非常に豊富であり、校内選考を堅実に勝ち取って年内に年内入試(指定校・総合型選抜)で進路を決定する生徒の割合が高いのも特徴です。