世界一を目指す日本にとって、真のターゲットはアジアの首位ではない。アルゼンチン、フランス、イングランドといった世界屈指の強豪国がひしめく「世界トップ10」の領域だ。
日本サッカー協会(JFA)が掲げる長期的な強化プランにおいても、このトップ10入りは極めて重い意味を持つ。FIFAランキングの算出システムでは、強豪国との対戦成績や公式戦での連続勝利がポイントに大きく影響する。格下との試合で確実に勝ち点を重ねつつ、親善試合や国際大会で欧米の怪物たちをいかに撃破できるか。このミリ単位の順位差を詰める戦いこそが、日本が真の強豪へと変貌するためのラストピースと言える。