人を惹きつけてやまない「エロい人」を観察すると、ひとつの明確な事実に行き当たります。それは、本人に「色気を振りまいてやろう」という作為がほとんど見られない点です。
意図的に作られたセクシーさは時にあざとさや下品さとして映りかねませんが、自然と色気が漏れ出ている人は、動作の丁寧さと適度な脱力感のバランスが絶妙です。たとえば、物を置くときの静かな所作、ふいに見せる気の抜けた表情など、完璧すぎない「隙」が存在します。この「もっと知りたい」「触れてみたい」と思わせる絶妙な余白こそが、見る人の想像力を刺激し、強い引力を生み出しています。