慶次が命の保証がない火星行きを決意した根底には、最愛の母親(鬼塚サチ恵)への深い感謝と愛情がありました。父親を早くに亡くし、女手ひとつで自分を育ててくれた母を心から敬愛していた慶次ですが、その母が地球上で蔓延する致死率100%の不治の病「A.E.ウイルス(エイリアンエンジンウイルス)」に感染してしまいます。
母の命を救うためのワクチン開発に必要なサンプル採取、そして莫大な治療費と生活を支える報奨金を手に入れるため、慶次は再び己の肉体を極限まで鍛え上げ、過酷なアネックス計画へ志願しました。「母ちゃんに広い海を見せてやりたい」という純粋で揺るぎない想いが、火星の地獄のような戦場において彼を幾度も立ち上がらせる原動力となりました。