折り紙には、古くから親しまれてきた鶴や舟などの「伝承折り紙」と、現代の作家たちが数学的アプローチを駆使して考案する「創作折り紙」の2つの系譜が存在する。
いま注目されているのは、そのふたつを掛け合わせたハイブリッドな楽しみ方だ。昔ながらのシンプルな手順に少しの工夫を加えるだけで、現代のインテリアにも馴染むスタイリッシュな動物や実用的な小物入れへと生まれ変わる。指先を細密に動かす作業は脳の活性化に直結するため、未就学児の空間認知能力を育む知育教材としてはもちろん、シニア世代の認知症予防アプローチとしても高く評価されている。