現場となった都内のマンション周辺は、深夜にもかかわらず重苦しい空気に包まれていた。関係者からの通報を受けた警視庁の捜査車両が相次いで横付けされ、ブルーシートで覆われたエントランス周辺では鑑識作業が断続的に続いた。室内には荒らされた痕跡はなく、外部からの不審者の侵入を示す証拠も現段階では確認されていない。
捜査関係者によると、死亡推定時刻は前日の夕方から夜にかけてと見られている。スマートフォンや自室のデスク周辺からは数枚の手書きメモが押収されており、警視庁は事件性の有無を含めて慎重に裏付けを進めている。あまりにも突然の出来事に、近隣住民や事務所スタッフも「前日まで変わった様子はなかった」と戸惑いを隠せない。